私のフライデー論

石津 謙介


フライデーウエアはアメリカで始まっていまでは世界中に広がっています。そういう時代の流れなんです。もっと自由に、個性的に、とりあえず金曜日から、新しい着こなしを始めてください。
日本でも、金曜旧はノータイデー、カジュアルデーにしている会社はどんどんふえています。
ドレスダウンつまり着くずすという感覚が、フライデーのオフィスで通用する時代になったのです。金曜日は、着くずす日です。
古い価値観にしがみついているのではなくて、自由で個性的な発想を大切にする。そうした時代の動きがフライデーウェアを生んだのです。だからフライデーウェアの着こなしは、単なる流行ではありません。ピジネスマンの生活に習慣として定着する、新しい服装意識なのです。
着こなしの全部を着しくする必要はありません。たとえばいま着ているピジネススーツでノータイにしてみる。そのとき、どんなシャツを合わせるかを工夫すればいいのです。
自分で考えて、好きなように着こなしを工夫していくことを始めましょう。それがフライデーウェアについての私からの提案です。でもそれは、すこしむずかしい。だから勉強して欲しいのです。
フライデーウェアはあれこれとコ−ディネー卜を変えて、着まわしができる服。その着まわしを楽しむ服。だから、合理的だし、経済的でもある。
もちろん、会社が推奨していなくても、あなたが始めれぱいいんです。会社も次第に目ざめてくるんです。
もっともっと着こなしを変しんでください。仕着場で。楽しい服は、着心地のいい服です、仕事の能率だってあがりますよ。
プレザーとスラックス、ジャケットとスラックス。これが、フライデーウェアの基本的な着こなしなのです。
紺のプレザーは、フォーマルな服でも、オフィスでも、遊ぴの時にも着られる、とても便利な上着。ブレザーを上手に活かすのはフライデーウェアの着こなしの基本です。
ブレザーやジャケットに合わせるスラックスはいわゆるコットンパンツが最適。ネイビーブレザーも、カーキのコットンパンツも、かつての欧米の軍服として立派なオフィシャルウェアであったものです。それがいまは「おしゃれ着」になりました。
シャツも重要なボイントです。ピジネススーツにノータイで、ちょっと濃い色のシャツにするとか、スタンドカラーを合わせてみるとか。これだけでも、気分はぐっとフライデーウェア。もちろん、ポロシャツだってOKです。
ノータイのシャツに、セーターやスウェットを合わせて、ブレザーかジャケット。これも着こなしのひとつのアイデアです。
スタンドカラーのシャツの上に、もう一枚シャツを重ねるとか。ポロシャツだけどタイをしてみるとか。長袖のポロシャツに半袖のポロシャツを重ねたっていい。着こなしのアイデアは、あなたのセンスの見せどころです。
もちろん、ノータイでなくちゃ、というルールはありません。むしろ積極的にタイでフライデーウェアを楽しむ手もあります。細かいチェックのシャツにちょっと大きい柄や明るいチェックのタイの組み合わせなんて、かなりフライデー気分ですね。
ブルージーンズもフライデーウェア。ペーシックなものはもちろん、最近はレーヨンとコットンのソフトジーンズやタックつきのスラックスタイプなど、おとなのためのブルージーンズも登場しています。
ネクタイさえ結べば、気楽なジャケットだってちゃんとしたピジネスウェアなんです。
アクセサリーも、大切です。ベルトや靴、そしてソックス、それにサスペンダーや時計。こうした小物がけっこうモノを言う着こなしがフライデーウェアなんです