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IVYの由来
アイビーリーグという名称は、一般には植物のアイビー(蔦)のことで、大学のキャンパスにある古い煉瓦造りの建物に蔦が覆い茂っているところから由来すると言われているが、これは正しくない。アイビーリーグは本来INTER-VARSITYに由来する。VARSITYとは、大学でもどこでも正選手、つまりレギュラーを意味する。その「VARSITY同士の」という意味の「INTER-VARSITY」を略して、「I-V-Y」と呼びならわされていた。それが1930年代のある時に、ニューヨークの新聞記者が「IVY(蔦)」とスペルを書いて報道し、以来アイビーリーグという名前を付けられてしまったというわけである。このアイビーリーグのバーシティーたちには、大学の予算で作られたバーシティージャケットが配られた。それは大学のスクールカラーによって色が違い、大学のマーク(ハーバードの場合はH)が付いていたりした。これを商品化してブルックスブラザーズ社が売り出しているが、バーシティージャケットといえば本当は大学からもらうものに限られていることは、日本では知られていないようだ。
英国の場合、イートンやハロウさらにはオックスフォード、ケンブリッジのスクールタイやスポーツジャケットを一般の人は絶対に着ない。それは、その人がどこの学校の学生なのか、あるいは出身なのかを表す物だからである。アメリカは英国ほど厳しくはないが、アイビーリーグのバーシティージャケットが非常に権威ある物とみなされていることは間違いない。アイビーリーガーたちはこれを一生大事に持ち続け、よほどのことがない限り手放したり人に貸したりすることはない。それは一生の記念になる勲章のようなものなのである。
アイビーリーグとは?
そもそもアイビーリーグとは、アメリカ東部にある名門8大学-ハーバード、イエール、ブラウン、コロンビア、コーネル、ダートマス、ペンシルベニア、プリンストン-によって結成されているアメリカンフットボールのリーグ戦のことを指す。いずれの大学も古くからの歴史と権威に縁取られ、優秀なエリート学生が集まることで知られている。これら8大学の間で1930年ごろからシーズンを定めて定期的なフットボールの試合が行われるようになるが、これがいわゆるアイビーリーグである。日本で例えるなら東京六大学野球といったところだろうか。シーズンは9月に始まり、11月下旬にリーグの最終試合であるハーバードとイエールの試合で幕を閉じる。このハーバードとイエールの試合はTHE GAMEと呼ばれ、アイビーリーグはいうに及ばずプロでさえ、今なおTHE GAMEと呼んではならないほどに、この伝統の一戦は特別扱いされている。アイビーリーグはフットボールの本場アメリカでも歴史的に格式が高いだけでなく、今世紀の初めごろまでは全米で一番強いリーグでもあった
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