1951年、大阪に産声を上げたVANヂャケット。
VANの送り出したアイビールックは1960年代当時の若者達に爆発的なブームを起こし、
その後の若者立ちの思想文化にまで大きな影響を与えました。
VANがこの世に送り出した洋服、ノベルティー、コマーシャルを紹介しながら、
「VAN」とは一体何だったのかを掘り下げ、振り返ります。

CUPS/マグとその仲間
CANS/キーホルダー
ステイショナリー
スポーツグッズ
and OTHERS...

1970年代のキャンペーンの時代に、VANは星の数ほどノベルティーを制作した。そのコンセプトは当初、「アメリカ」を感じさせる特別なモノだった。特別なモノだからオマケではない。VAN社内では、「ノベルティー」でなく「プレミアム」と呼ばれ、スタッフは特別な思いでアメリカの再現に情熱を燃やしはじめた。今でこそプレミアム・キャンペーンなどとよく呼ばれるが、1970年当時、日本でプレミアムの言葉を使っていたのはVANだけだった。

Come on Sportsman!
We Love Sports
Global Eye/MY WOODY COUNTRY
Kent
SCENE

VANが1960年代から70年代にかけて残したもののひとつに、「アメリカらしさ」をはっきりと意味づけして世の中に送り込んだビジュアル・メディアがある。テレビコマーシャル、雑誌広告、そしてこのステージの主役であるポスターは、70年代に入り「Global Eye」キャンペーンがはじまるとますますその威力を発揮していく。アメリカとスポーツを強烈に意識したアピール、Kent、SCENEなどブランド別の明確なアピールが、AD渡辺薫・コピー下村紀夫・カメラ繰上和美といった天才クリエイター起用によって鮮やかに実現した。中でもポスター・ワークの完成度には誰もが脱帽だった。

VAN年譜