「Kent」




完璧を求めたKentらしいデザイン。これはもうアート。
「所詮Kent党などといわれる人は・・・」の日本語コピーではじまる広告にも、
上のイラストは使われていた。

 

「VANが伝えたアメリカはうわべだけのもの」という批判も出た。
しかし、この批判が出た時点でVANは勝利したと言ってよい。
日本人にとっての理想的なライフスタイルをアメリカに求め、自ら足を運んでそのエッセンスを日本人なりにつかんでくる。
今、ロサンゼルスで何が象徴的なシーンなのか、
トラッドを表現する次なる素材は何なのか、あくまでも「アメリカに足を踏み入れたばかりの日本人」としてのスタンスを崩さず、
でも「ちょっとはみんなより知ってるぞ」といってニュアンスが
ビジュアル表現できれば、あとは何もいらなかったのだ。
むしろ、2001年の立場から言えば、日本人のフィルターを通してみたアメリカを、最も忠実に表現した最初の日本企業として評価されるべきだろう。