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青山・青南通りの落書き/ Vol.068

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.068

今年の正月休み、かつて経験したことない生活を強いられて過ごす結果が、ますますこれからの生き方が予想もできない世界へ投げ込まれた。特に我々のようにライフスタイルを追う仕事を続けてきたモノには・・・。
将来の生き方を夢見る情報を支えてきた新聞やテレビでさえ明るさを伝えるより心配を増やす内容に追われているし、マスク生活で消えかかっている人間関係も含めてみると、僕が考えている「人間絶滅種、電人の誕生期」がますます明確になった。
もう半月もすると86歳の動物は、「高みの見物と決め込んでしまうのが一番だよ」と言い聞かせることにしよう。   石津祥介
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青山・青南通りの落書き/ Vol.067

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.067

青山と言えば「VAN」と呼ばれる原点となった青山3丁目交差点のAYビルが、いよいよ1月より取り壊しに入る。建て替えなので消えるわけではないが青山通りの全面改装の核となるビルで、VANの青山進出の第1号ビルだけに感慨深い。当時はまだお得意への商品出荷を自社の車で社員がやっていたので、1階は出荷場所で上が倉庫という機能だった。後にKENT SHOPそして現在はドコモショップとなり、角にはテイメンから今のDEAN & DELUCAカフェへと続いた50数年の歴史が懐かしい。そんな気分で、今年中に1度見ておこうという方は是非見納めにいらしてください。ついでに我が石津事務所にもお立ち寄りいかがでしょう。   石津祥介
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青山・青南通りの落書き/ Vol.066

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.066

明るいニュースのない日々、ついペンを取る気が起こらず、サボってしまった。ところが今日早朝、待望の全米女子オープンゴルフで渋野日向子が優勝するかも知れないと、半分徹夜でテレビ観戦! 結果は残念ながら4位だったが、久しぶりのワクワク感を味わった。やっぱりスポーツの話題は日常を楽しくしてくれる。
次はラグビーかな?   石津祥介
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青山・青南通りの落書き/ Vol.065

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.065

今日の繊研新聞の見開き企画ページが久々のヒット。全面カラーの写真集も圧巻だが、中身の編集も見事! これぞファッションと言える出来栄えだ!
中でも「ブラトップ」と「パンツ」の項目が男の僕の興味をそそる。つくづくレディースの本領が、我々メンズ畑にとっては羨ましい日常着の世界を感じさせてくれる。元来、ユニフォームの世界の進歩から抜けられないメンズ界も、次の時代へのスタートを考える時を迎えたように思う。   石津祥介

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青山・青南通りの落書き/ Vol.064

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.064

山本寛斎さんに続いて、高田賢三さんが逝去。僕と同世代のファッション界が急に寂しくなってきた。
コロナ禍が創り出す生活スタイルの変化は果たして人々を進化へと導いてくれるのだろうか?衣生活がますますシンプルな実用着に、世界の食生活が舌よりも目で楽しむ競争を続け、住生活が都会から自然へと移る。どれも決してマイナス思考ではないにしろあまり先を急ぎすぎると、また競争意識が働いて、結果、争いが起らなければいいが・・・。   石津祥介

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青山・青南通りの落書き/ Vol.063

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.063

僕たちが名付けた「VAN TOWN AOYAMA」が、ここ数年のうちに劇的に変わろうとしている。VANの施設が点在していた三丁目付近のビルが耐震構造の規定改正により、すべて建替えを余儀なくされ、既に何棟かは新築され通りの様相が変わってきた。
当時2000名を超える社員の記憶に残る青山が新しい世代を迎えるわけだ。本館前のベルコモンズ跡はホテルになり、356ビルの裏には緑あふれる高層ビルが二棟と公園。
思い出の地を訪ねるつもりで1日出勤をお勧めする。話は私の事務所でコーヒータイムなどでいかが?   石津祥介

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青山・青南通りの落書き/ Vol.062

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.062

コロナ禍生活は、まるで時計の針が低速化した様で張り合いがない。歳から言えば、ラストスパートをかけて、倍速で生活したいぐらいなのに・・・。青山の街も何処となくゆっくりと過ぎている様で退屈する。
昭和から令和まで全速力で動いた時を生きた者のクセが体に染み込んでいるのかな?このコロナペースこそ次世代の生活リズムを教えられているのだろう。
のんびり、ゆっくり、静かに・・・と。   石津祥介

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青山・青南通りの落書き/ Vol.061

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.061

焦土と化した敗戦の日本に引き揚げてきた経験の僕が、2度目の生活転換期をコロナ禍によって体験することになった。
あの敗戦下の数年間はどんな生活が控えているかもわからずの日々を過ごしていたのと同じように、コロナ明けの生活はどんな世界になるのかさえ読めないのが現状! マイナス思考の嫌いな僕だから予測がつかないと諦めないで夢を描ける日々にしたい。どなたか「夢」を語り合う友が現れないものだろうか?
名乗り出てほしい。   石津祥介
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青山・青南通りの落書き/ Vol.060

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.060

山本寛斎君が亡くなった。三宅一生、コシノジュンコ、高田賢三らと並んで、日本のファッション界を世界に知らしめた人たちの中でも、洋服デザインの枠を超えてプロデューサーとしての地位を築いた功績は大きかった。父謙介との交流も持ち、広い年代にわたって活躍した名物男でもあった。
とにかく実用が主眼のメンズウェアを見せる目立たせるといった婦人服の手法にたけた異色のデザイナーでもあった。
ご冥福を祈る。   石津祥介

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