青山・青南通りの落書き/ Vol.059

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.059

初めて「チコちゃんに叱られる!」に出演したら、さすがNHKの人気番組だけに、多くの知り合いから反応が・・・。
僕はリモート出演の欠点で、カメラ位置や声が悪く残念な気持ちでいたら、案外見た連中は気付かず。
コロナ禍の最中なので、この番組の様に、家族みんなで見られる内容が、視聴率を高めさすがNHKと感心した。
こうしてコロナの出現が、経済や生活の隅々まで浸透し、人間世界を劇的に変えてしまうだろう。とんだ時代に生きていられる様だ。   石津祥介

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青山・青南通りの落書き/ Vol.058

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.058

銀座に新しくできたユニクロTOKYOへ日経スタイルの取材で3時間。最大の売場にふさわしい見事なものだが、ひとつ気になるのがモノの展開で技術進化のアピールばかりで、ユニクロ派という心と文化を育てようとする意欲が見えていないこと。
おしゃれとは、心と派が生まれて初めて意味ある世界へと広がるのだが、まだそれが感じられないのが残念! 一番難しい部分だが、それに挑戦する資格がある唯一のブランドだと僕は思うのだけど・・・。
文明はアタマが進め、文化は心で生む!
柳井社長が柳井親分とも呼ばれるチャンスが巡ってきたのだから。   石津祥介

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青山・青南通りの落書き/ Vol.057

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.057

僕が名付けた「電人」たちが、てっきり人間の進化系動物の誕生と思っていたら、コロナ禍と線状降水帯の出現で、すっかり道を塞がれて、電人同士の交流がマスクで塞がれ、猛雨による自然で家や街を破壊されて、人間時代の同志感をなくした生き物になろうとしている。
文化の発展とは恐ろしいもので、まさに文化が動物をも駆逐し始めた。やっぱり絶滅種に戻る方が頭のいい動物だったのだ!   石津祥介

お知らせ
[NHK総合1・東京] 2020年07月17日 午後7:57 ~ 午後8:42 (45分)放送
「チコちゃんに叱られる!▽ラーメンのどんぶり▽ジャージ▽ストロー」の
▽ジャージの解説に石津祥介がリモート出演します。
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青山・青南通りの落書き/ Vol.056

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.056

最近、我が家での暇つぶしに、タンスやハンガーラックに眠っているモノ達を断捨離しようと引っ張り出したら、懐かしい服どもがゾクゾク。念のため袖を通してみたら、サイズ違いと思えるようなモノばかり。ピタピタのシャツやダボダボのセーターなど、どれも色や柄、生地の風合いや織り方など、何の抵抗もないが、異質なのはサイズ感だけ。ヨシッ!もう一度、彼らを復活させてみせる。創り楽しんだ者に課せられた役割かもしれない。仮にミックスウェアリングと呼んで、自分だけが楽しめるオシャレを楽しんでやる!85年の体験がモノを言うぞ!キット。新旧ミックスは衣生活では忘れていても、住まいやインテリアでは日常やっていること。もちろん食べ物はすべてこれで成り立っているのだ、と沢庵かじりながら気がついた!   石津祥介
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青山・青南通りの落書き/ Vol.055

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.055

コロナという怪物に荒らされて、人間社会の歴史に大変革が起きようとする最中、この青山に根付いた「おしゃれな街」というイメージも大きく変わり始めた。一時インバウンドが闊歩していた我が青南通りも、今や静かな裏通りの様な雰囲気になった。あのおしゃれな人たちは戻ってくれるだろうか。とは言っても、これからのおしゃれな人とは服装よりも、生活全般にセンスあふれる人々のこと。すなわち衣食住はもちろん、会話や気分に至るまで「心地いい生き方に溢れている人」を指すことになるだろう。そんな人々が集まる青山づくりを我々の次の大仕事としてみたい。マスクが消えてからのことだけど・・・。   石津祥介

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青山・青南通りの落書き/ Vol.054

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.054

デパ地下や食品スーパーの売場散策が大好きで、たとえ小さなコンビニでも、棚を眺め出すとつい時間がかかってしまう。
かつてはファッション・フロア巡りを楽しみにしていたものだが、今やもっぱら食品売場ばかり。それにしても食品類の開発競争は凄まじい。
夏になるとコーヒーよりもカルピスやサイダーを買ってしまう自分に時代遅れを感じ、次々と新しいペットボトルに手を出し、試し飲みをするゲームにはまってしまった。本来はファッションゲームを楽しむのが、ボクの役目の筈なのに・・・。
石津祥介

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青山・青南通りの落書き/ Vol.053

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.053

ちょうど2年前に始めたこの落書きも、コロナ禍にかまけて、すっかり間が空いてしまった。そればかりか、この青南通りが、今やゴーストタウンのようにショップも歯抜けで、人通りも少なくなっている。本日緊急事態宣言が解除されたが、この生活が復活するとはいかない。むしろファッション生活そのものが消えて、次のライフスタイルが育つに違いない。どんな生活に変わるのか興味津々。皆さんはどう思う?
落書きをお寄せください。   石津祥介
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青山・青南通りの落書き/ Vol.052

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.052

ランチタイムが近づく、男たちは普段通りの定番メニューから今日の一品を選ぶ。女性たちは誰とおしゃべりを交わすかで決めるのかな? 表参道付近のお店はもっぱら女性群で溢れる。蕎麦屋、とんかつ屋、街中華は男たちが黙々と食べる。ちょっとおしゃれな新しいお店は女性群が笑顔で話しに夢中。1時を過ぎる頃になると青ブラ族の奥様方で席が埋まる。加えて昨今はスマホ片手のインバウンド連中が家族連れでウロウロ。これが我が青山界隈のお昼の風景!   石津祥介
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青山・青南通りの落書き/ Vol.051

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.051

子供の頃、6年間を中国天津で過ごしたことが僕を無類の中華料理好きに育てたに違いない。今も青山の仕事場での昼食は、週2〜3回は街中華を食べている。定食スタイルはもちろん、麺類や炒飯、餃子や肉まんの点心類なんでも大好物。最近のお気に入りは、焼売かな? ただ一つ、銘柄やお店にこだわりを持たないこと。普段の和食の時に料理名や店舗名を決めないのと同じ。  石津祥介

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青山・青南通りの落書き/ Vol.050

石津事務所ニュース「青山・青南通りの落書き」/ Vol.050

とうとう百貨店の帝王日本橋三越本店の中にビックカメラが開店。平成を境に人間の体にスマホという新しい臓器が手のひらに乗り、新しい生き物へと進化した「電人」のために電気で動くモノを集めた売場だ。
私も含めたかつての人間社会が創ってきた生きる生活のためのデパートでは、電人たちは支えきれなくなり、水や空気の次に電気を糧として生きる動物たちの必需品の売場が日本のデパートのへそに誕生するわけだ。    石津祥介

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